子育てをしていると、何かとお金のことが頭をよぎります。

おむつ代、保育料、習い事、そして将来の教育費…。「ちゃんと貯められるかな」と不安になる方も多いのではないでしょうか。私もそのひとりでした。

FP3級を勉強して「保険や税金を見直して節約する」ことは学べました。でも次に気づいたのは、貯めるだけでは足りないということ。

そこでたどり着いたのがNISAです。今回は、子育て中の私がNISAを始めた理由と基本をまとめます。

📝 この記事でわかること

  • 子育て世代がNISAを始めるべき理由
  • NISAの基本(非課税枠・運用のしくみ)
  • 全世界株式インデックス(オルカン)を選んだ理由

子育てにはいくらかかる?

まず現実を直視してみましょう。子どもにかかる費用は思ったより大きいです。

  • 保育料:認可外だと月3〜5万円以上のことも
  • 習い事:水泳・ピアノ・塾など、複数になると月数万円
  • 教育費(大学まで):公立のみでも約1,000万円、私立なら2,000万円超という試算も

特に教育費は「まだ先の話」と思いがちですが、大学入学まであっという間です。早めに準備を始めるほど、毎月の負担は小さくなります。

貯金だけでは足りない理由

「銀行に貯金すればいいじゃないか」と思うかもしれません。でも今の普通預金の金利はほぼ0%。100万円預けても1年で利息は数十円です。

一方で、物価は少しずつ上がっています。同じ100万円でも、10年後には買えるものが減っているかもしれない。これが「お金の価値が目減りする」ということです。

貯めながら、同時に増やす仕組みが必要です。それが資産運用です。

初心者にNISAをすすめる理由

資産運用と聞くと「難しそう」「リスクが怖い」と感じる方も多いと思います。私もそうでした。

でもNISA(少額投資非課税制度)は、国が「みんなに投資してほしい」と作った制度で、初心者向けに設計されています。最大のメリットはシンプルで、運用で出た利益に税金がかからないことです。

通常、投資で利益が出ると約20%の税金がかかります。10万円儲かっても手元に残るのは8万円。でもNISAの枠内なら10万円まるごと受け取れます

NISAの基本

  • つみたて投資枠:毎月一定額を積み立てる。年間120万円まで非課税
  • 成長投資枠:個別株なども買える。年間240万円まで非課税
  • 非課税保有限度額:生涯で1,800万円まで
  • いつでも引き出せる:老後まで縛られない

私が選んだのはeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)

NISAのつみたて投資枠で買える商品はいくつかありますが、私が選んだのはeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)、通称「オルカン」です。

選んだ理由はシンプルで、

  • 世界中の株式に分散投資できる(リスクを分散できる)
  • 信託報酬(手数料)が業界最低水準
  • 積み立て投資との相性がよい

投資の世界では「卵をひとつのカゴに盛るな」という格言があります。1社や1国に集中させず、世界中に分散することでリスクを下げられます。オルカンはまさにそれを1本でできる商品です。

月3万円からスタート

金額は迷いましたが、月3万円でスタートしました。家計を圧迫しない範囲で、でも将来に向けてしっかり積み立てられる金額として選びました。

月3万円を年率5%で20年間積み立てると、シミュレーション上では約1,200万円超になります(元本720万円)。もちろん保証はありませんが、長期で積み立てることの力を感じました。

※ その後、教育費のシミュレーションをもとに月5万円に増額しています。増額の経緯や試算の詳細はこちらの記事でまとめています。

まとめ:まず始めることが大事

NISAで大切なのは、完璧なタイミングを待つより早く始めることです。時間を味方につける「複利」の力は、長く続けるほど大きくなります。

  • 子育てにはお金がかかる、早めの準備が大事
  • 貯金だけでは物価上昇に負ける
  • NISAは利益に税金がかからないお得な制度
  • オルカンは分散・低コストで初心者向け
  • 無理のない金額でまず始めてみる

次回は、実際にNISAをどう始めるか(口座開設の手順)についてまとめようと思います。