教育費の総額はいくら?幼稚園〜大学まで全部まとめ【2026年版】
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「子どもの教育費、幼稚園から大学まで全部でいくらかかるんだろう?」
子どもが生まれたとき、気になりながらも怖くて調べずにいました。でも2人の子どもがいる中で「ちゃんと把握しておかないとまずい」と思い、FPの知識を使いながら全部調べてみました。
結論から言うと、想像以上に大きな金額でした。ただ、早めに把握しておくと「何を・いつ・いくら準備すべきか」が見えてきます。この記事では公的データをもとに、進路別の目安をまとめます。
📖 この記事でわかること
- 幼稚園〜大学までにかかる教育費の総額(公立・私立別/公的データ)
- 教育費のピークがいつ来るか
- わが家が考える備え方(児童手当・NISA・学資保険・無償化制度)
教育費の総額、まずは全体像
文部科学省の令和5年度「子供の学習費調査」(2024年12月公表)によると、幼稚園〜高校までの15年間にかかる学習費総額の目安はこうなっています。
| 進路パターン(幼稚園〜高校) | 15年間の学習費総額 |
|---|---|
| すべて公立 | 約596万円 |
| 幼稚園だけ私立、ほか公立 | 約647万円 |
| 幼稚園・高校が私立、小中は公立 | 約776万円 |
| すべて私立 | 約1,976万円 |
ここに大学費用が加わります。日本政策金融公庫などのデータをもとにすると、大学4年間の目安は次のとおりです。
| 大学(4年間) | 授業料などの目安 |
|---|---|
| 国公立大学 | 約250万円 |
| 私立大学(文系) | 約400万円 |
| 私立大学(理系) | 約550万円 |
つまり「幼稚園〜高校+大学」を合計すると、1人あたりの目安はこうなります。
| ルート | 1人あたりの総額 |
|---|---|
| すべて公立+国公立大 | 約850万円 |
| 公立中心+私立大(文系) | 約1,000万円 |
| すべて私立+私立大(理系) | 約2,500万円 |
「800万円台なら何とかなるかも」と思いきや、これは1人分の話。わが家は子どもが2人なので、単純に倍です。
| ルート | 子ども2人合計の目安 |
|---|---|
| 公立ルート | 約1,700万円 |
| 標準ルート(公立+私立大) | 約2,000万円 |
| 私立ルート | 約5,000万円 |
改めて文字にすると、なかなかの重さですね。※大学で一人暮らしをする場合は、生活費として4年間で約400万円が別途かかります。
段階別にみる教育費の内訳
どの段階でいくらかかるのか、公立・私立を並べて見てみましょう(令和5年度 学習費調査ベースの概算)。
| 段階 | 公立 | 私立 |
|---|---|---|
| 幼稚園(3年) | 約55万円 | 約93万円 |
| 小学校(6年) | 約202万円 | 約1,097万円 |
| 中学校(3年) | 約163万円 | 約468万円 |
| 高校(3年) | 約179万円 | 約309万円 |
ポイントは2つです。
ひとつは、小学校でいちばん公私の差が開くこと。私立小は別格ですが、公立でも給食費・習い事・塾代がじわじわ積み上がります。もうひとつは、中学以降は塾代の比重が増えること。高校受験・大学受験が近づくと、公立でも学校外費用が重くなります。
教育費のピークはいつ?
一番きついのは、大学入学のタイミングです。入学金・前期授業料・引っ越し・新生活準備が一気に重なります。「合格した!でもお金が…」とならないよう、ここを意識して逆算しておくことが大切です。
子どもが2人なら、入学時期が重なるかどうかで家計への影響が大きく変わります。わが家は4歳差なので、上の子が卒業する頃に下の子が入学する形。重なりはしませんが、教育費のピークが続けて来ることに変わりはなく、早めの準備が必要だと感じています。
わが家が考える教育費の備え方
大きな金額ですが、「貯める・増やす・減らす」の3方向で考えると現実的になります。
① 児童手当をそのまま貯める
児童手当は使わずに取っておくだけでも、大学入学までのまとまった資金として機能します。生活費に混ぜず、別口座に分けておくのがコツです。
② NISAで運用しながら積み立てる
貯金だけでなく、NISAを使えば運用益が非課税になります。「大学入学まで時間がある=長期で運用できる」子どもが小さいうちに始めるのがポイント。わが家はNISAでオルカン(全世界株式)を積み立てています。月3万円 vs 月5万円で実際どうなるかは、教育費NISAシミュレーションで試算できます(始め方はNISAの始め方へ)。
③ 学資保険と比べる
昔ながらの定番が学資保険です。「元本割れしない安心感」が魅力ですが、今は返戻率が低め(おおむね100〜108%程度)で、インフレを考えると実質リターンはほぼゼロに近いことも。「絶対に減らしたくない」なら学資保険、「時間を味方に増やしたい」ならNISA、という選び方になります。わが家はNISAを選びました。
④ 高校・大学の無償化制度を活用する
「貯める・増やす」だけでなく、制度で費用そのものを減らす視点も大切です。高校の就学支援金は対象が広がってきており、大学では返済不要の給付型奨学金(日本学生支援機構)もあります。制度は変わるので、最新情報は文部科学省や自治体・日本学生支援機構で必ず確認してください。
なお、投資に回す前に、まず急な出費に備える生活防衛資金を確保しておくと安心です。
まとめ:怖がらず、まず「知る」ことから
教育費は、幼稚園〜大学で1人あたり約850万〜2,500万円。大きな金額ですが、全体像を知れば、逆算して準備できます。
- 幼稚園〜高校は公立で約596万円、私立中心だと大きく増える(令和5年度・文科省)
- 大学は最大の山場。国公立で約250万円、私立理系で約550万円
- 備えは「児童手当を貯める+NISAで増やす+無償化制度で減らす」の合わせ技
- ピークは大学入学。早めに逆算して準備するほどラク
漠然と不安を抱えるより、数字で把握するほうが気持ちはずっと軽くなります。まずは「わが家はどのルートになりそうか」をイメージするところから始めてみてください。
