※本記事にはPR・広告が含まれます

子どもがもらったお年玉やお祝い金、どうしていますか?

わが家はこれまで、私の銀行口座の「目的別口座」で子どものお金として分けて管理していました。でも2026年9月、その一部で幸楽苑の株を1人100株ずつ買いました。金額は1人あたり117,400円です。

「子どもに株なんて早いのでは」と思われるかもしれません。でも、いつも食べに行っているラーメン屋さんの株なら、子どもにもわかりやすい。優待でラーメンが食べられる、というのも伝わりやすいです。

この記事では、銘柄の選び方、NISAではなく特定口座にした理由、優待がいつ届くのか、そして子どもの反応まで書きます。

📖 この記事でわかること

  • こどもNISAではなく特定口座にした理由
  • 優待はいつ・いくら届くのか(わが家の場合)
  • 買ってみて気づいた注意点

子どものお年玉で幸楽苑の株を買いました

まず、買ったものの中身です。

項目内容
銘柄幸楽苑(7554)
株数1人100株(子ども2人とも同じ)
金額1人 117,400円(1株1,174円)
買った時期2026年9月上旬
口座SBI証券の子ども名義の口座(特定口座)
お金の出どころ子どものお年玉・お祝い金

お金は、子どもが今までにもらったお年玉とお祝い金です。これまでは私の銀行口座の目的別口座で「子どものお金」として分けていましたが、もともと子ども本人のお金なので、株は子ども名義の口座で持つことにしました。目的別口座での分け方はこちらの記事に書いています。

子ども名義の証券口座は、2026年5月ごろに作っていました。そもそも「優待株を子ども名義で買いたい」と思って作った口座です。作るときに必要だったものや面倒だった点は、こどもNISAの記事に書いています。口座を作ってから4か月ほどたって、やっと本来の目的で使えました。

幸楽苑を選んだ2つの理由

優待株はたくさんありますが、選んだ理由はシンプルに2つです。

近所に店舗が多く、子どもが好きなラーメン屋さんだから

幸楽苑は家の近くに店舗が多く、子どもが好きなラーメン屋さんです。ふだんから行っているお店というのがいちばん大きな理由でした。

優待は使えなければ意味がありません。遠いお店や行かないお店の優待券は、結局使わないまま期限が切れてしまいがちです。「いつも行くお店」なら、届いた優待はちゃんと使い切れます。

子どもにとっても「知らない会社」より「いつものラーメン屋さん」のほうが、株を持っている実感がわきやすいと思いました。

優待券が「電子」ではなく「紙」だから

もうひとつは、優待が紙の食事券であることです。

最近はスマホで使う電子チケットの優待も増えています。でも電子だと、どうしても親のスマホで使うことになります。子どもからすると、親が何かスマホを見せている、で終わってしまいます。

紙の券なら、子どもが自分の手で持って、レジで出せます。「自分の株でもらった券で、自分のラーメンを食べる」という体験ができる。子ども名義で買う意味は、ここにあると思っています。

こどもNISAではなく特定口座にした理由

「せっかくならNISAで非課税にしたら?」と思うかもしれません。でも、子ども名義の個別株はNISAでは買えません。理由は2つです。

子どもにはまだNISA枠がない

いまのNISAは18歳以上しか使えません。子ども向けの「こどもNISA」は2027年1月から始まる予定で、2026年9月の時点ではまだ使えませんでした。

こどもNISAが始まっても、個別株は買えない

ここが意外と知られていない点です。こどもNISAで買えるのは、つみたて投資枠の対象商品(投資信託)だけ。しかも買い方は積立のみです。幸楽苑のような個別株は、こどもNISAが始まっても対象外です。

つまり、子ども名義で優待株を持つなら、NISAは使えないので課税口座(特定口座か一般口座)で持つことになります。わが家は特定口座にしました。

こどもNISA子ども名義の特定口座
使えるようになる時期2027年1月からいまでも使える
買えるものつみたて投資枠の投資信託のみ個別株・投資信託など
買い方積立のみ自由(一度にまとめて買える)
優待株買えない買える
利益や配当への税金かからないかかる(約20%)

わが家の役割分け:教育費は親のNISA、こどもNISAと優待株はお金の勉強

わが家では、子どものお金(お年玉・お祝い金、2027年からは児童手当の一部も)は子ども名義の口座、親が用意する教育費は親のNISAと分けています。そのうえで、役割はこの3つです。

  • 親のNISA:教育費の本体。わが家の教育費はここで準備しています
  • こどもNISA:1人月5,000円(児童手当の半分)。長く積み立てて、お金が増えたり減ったりするのを子どもに見せる
  • 特定口座の優待株:お金の勉強用。「株を持つと何が起きるか」を体験してもらう

優待株で子どもの教育費を増やそうとは考えていません。教育費は親のNISAで準備して、こどもNISAと優待株は「お金ってこういうものなんだ」「株を持つってこういうことなんだ」を知ってもらうためのもの、と割り切っています。

こどもNISAは、2026年10月にSBI証券で2人分申し込みました(申込の流れはSBI証券でこどもNISAを申し込んだ記事)。

こどもNISAの仕組みとわが家の積立プランはこちらの記事、教育費の積立額は教育費はいくら積み立てれば足りる?NISAで試算した記事にまとめています。

優待はいつ・いくら届く?

幸楽苑の優待は、3月末に株を持っている人がもらえる年1回の仕組みです。届くのは6月中旬〜下旬ごろです。

100株の場合の中身はこうです(2026年10月時点)。

保有期間優待の中身(100株)
1年未満食事券 2,000円分(500円券×4枚)
1年以上食事券 2,500円分

「1年以上」の優遇は、2026年3月の権利分から新しく始まったものです。3月末の株主名簿に、同じ株主番号で2回続けて載ると「1年以上」になります。

わが家は9月に買ったので、スケジュールはこうなります。

時期届くもの(1人あたり)2人分
2027年6月2,000円分(はじめての優待)4,000円分
2028年6月〜2,500円分(持ち続けていれば)5,000円分

最初の優待が届くのは、買ってから約9か月後です。9月に買って「すぐラーメン食べられるよ」とはいかないので、子どもに話すときは「来年の夏ごろ」と伝えておくのがいいと思います。

ちなみに、優待を金額で見るとこのくらいです。

優待の利回り = 優待の金額 ÷ 買った金額
2,000円 ÷ 117,400円 = 約1.7%(1年未満)
2,500円 ÷ 117,400円 = 約2.1%(1年以上)

ほかに配当もあります。会社予想は1株あたり年15円(2027年3月期)なので、100株なら年1,500円(税引き前)。特定口座なので、ここから約20%の税金が引かれます。優待の2,000円分と合わせると、1年で約3,500円分(配当は税引き前)です。それでも、わが家にとってのメインはあくまで優待です。

小3の子にどう伝えたか

上の子(小学3年生)には、こう伝えました。

「いつも行ってるラーメン屋さんの株を買ったよ。毎年2,000円分のラーメンが食べられるよ」

反応は……あんまり興味なさそうでした(笑)。

まあ、そうですよね。「株」と言われても、目に見えるものは何もありません。口座の画面を見せても、数字が並んでいるだけです。

だからこそ、来年6月に紙の優待券が届いたときの反応が楽しみです。券を自分で持って、いつものお店でラーメンを食べる。そこで初めて「株を持っているとこういうことがあるんだ」と感じてもらえたらいいなと思っています。紙の優待券を選んだのは、この瞬間のためです。

優待が届いたら、子どもの反応も含めてこの記事に追記します。

買ってみて気づいた注意点

買ってすぐ株価は下がった

正直に書くと、買ったあと株価は下がっています。9月末に配当の権利日もありましたが、配当(予想は1株あたり年15円)だけでは説明がつかないくらい下がっています。理由はわかりません。

株なので、元本割れは普通に起きます。子どものお金だからこそ、「なくなったら困るお金」では買わないほうがいいです。わが家は、お年玉・お祝い金の全部ではなく一部で買いました。

逆に言えば、値下がりも子どもにとっては勉強です。「株の値段は毎日変わる」「下がることもある」を、実際のお金で知れるのは悪くないと思っています。

優待は変わることがある

優待は会社が決めるものなので、内容が変わったり、なくなったりすることがあります。幸楽苑は2026年に「1年以上」の優遇を新しく作りましたが、これから先もずっと同じとは限りません。

「優待がなくなっても、持っていて納得できる会社か」は、買う前に一度考えておくといいと思います。わが家の場合は「子どもがよく知っているお店」なので、そこは納得して持てています。

子ども名義の口座に入れるのは、子どものお金だけ

子ども名義の口座に親のお金を入れると、名義は子どもでも実質は親のお金として扱われることがあります(いわゆる「名義預金」)。くわしくは税務署や税理士に確認してください。

現在、子ども名義の証券口座に入れているのは、お年玉・お祝い金だけです。2027年からは、児童手当の一部もこどもNISAで積み立てる予定です。教育費の本体は、親のNISAで準備しています。

子どもの証券口座は作るのに時間がかかる

子ども名義の証券口座は、思い立ってすぐには作れません。親の口座が先に必要だったり、書類が子ども宛ての郵便で届いたりと、わが家は口座ができるまで2〜3週間かかりました。

「優待の権利日に間に合わせたい」という場合は、早めに口座だけ作っておくのがおすすめです。手順と必要だったものはこどもNISAの記事の「SBI証券の未成年口座、必要だったもの」にまとめています。

まとめ

  • 子どものお年玉・お祝い金で、幸楽苑を1人100株(117,400円) 買った
  • 選んだ理由は「近所のよく行くお店」と「紙の優待券で子どもが自分で使える」
  • 子ども名義の個別株はNISAでは買えない。こどもNISAが始まっても対象外なので、特定口座で買った
  • わが家の役割分けは「教育費は親のNISA、こどもNISAと優待株はお金の勉強」
  • 最初の優待は2027年6月に2,000円分。持ち続ければ2028年から2,500円分
  • 買ったあと株価は下がっている。子どものお金だからこそ、一部だけで

小3の子の反応は、いまのところ「ふーん」です。来年6月、優待券を手にしたときにどう変わるか。届いたらまた書きます。

教育費全体の見通しは教育費が不安な人へ(ガイド)にまとめています。